台湾有事をめぐる高市早苗首相の国会答弁などで日中関係が悪化する中、国内企業の“中国離れ”の一端が明らかになった。東京商工リサーチが実施した企業の「拠点開発」に関する調査で、拠点の開設予定場所として、海外では「中国を除くアジア」が4.1%と最も多い一方で、中国は0.4%にとどまった。
調査は高市首相の国会答弁後の昨年12月1〜8日にインターネットで実施し、有効回答のあった6135社を集計・分析した。
それによると、これから5年以内に拠点を新設・増床する可能性があると回答した企業は33.1%だった。拠点の種類は、「支店、事務所」が15.4%で最も多く、「本社増床」が11.2%と続いた。ただ、「物流拠点」は4.9%、「研究拠点」は1.4%と低調で、同社は「拠点開発への投資は管理・営業機能に偏っている」と分析した。
拠点の開発予定場所は、企業数が多い「関東地方」が39.7%と突出し、「中部地方」が19.9%、「近畿地方」が17.7%だった。海外では、「中国を除くアジア」が4.1%と最も多かったが、中国は0.4%だった。開発予定場所を選択した理由としては、「社内(グループ含む)との連携が取りやすい」ことを挙げた企業が目立った。(井上浩平)
「中国経済崩壊」って信じていいの? ニュースの演出と“売れる仕組み”のからくりcopyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング