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セブン&アイとファーストリテイリング、提携交渉は「可能性を検討している段階」
ユニクロとセブン‐イレブンの協力で「小売り業の新しい価値を感じるような革新的なサービス」を実現する提携について話し合いを始めているという。
セブン&アイ・ホールディングスとファーストリテイリングは8月5日、業務提携について「あくまで将来的な可能性を検討している段階であり、具体的な内容は何も決定していない」というコメントを発表した。
一方、両社は「ユニクロとセブン‐イレブンの協力によって、お客に小売り業の新しい価値を感じてもらえるような革新的なサービス」の実現に向け、話し合いを始めていることは事実だと認めている。
両社について各紙は、両社共同ブランドの開発や、ネット購入したユニクロ商品のセブン-イレブン店舗での受け取り、物流インフラの相互活用といった提携内容を年内をめどにまとめる──と報じている。
セブン&アイは、一部報道で「セブン&アイ子会社の再生も提携の目的の1つであるかのように伝える表現も見受けられる」が、これは事実ではないとしている。
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