集中連載:「エグゼクティブの“からだ”づくり」について
この記事は荒尾裕子著、書籍『毎日5分から! ハイクラス・ビジネスマンはやっている 戦うための心体(からだ)づくり』(明日香出版社)から抜粋、再編集したものです。
・1日5分のからだマネジメントが、仕事の効率を上げる
・からだは2つにできないが、パフォーマンスは2倍にできる!
本書では、役員クラスのエグゼクティブが日常生活の中で実践している手軽な健康法を紹介。心と体のバランスを意識して、あなたも高いパフォーマンスを生み出すハイクラス・ビジネスマンへと成長していきましょう。
「毎日、忙しくて健康に気を遣うヒマがない……」という人にこそ読んでほしい一冊です。
戦うためのからだづくり、あなたもそろそろ始めませんか?
中年以降になると、何かと酒の席で話題となるのが健康ネタ。そしてなぜだかみな少し誇らし気に、不健康・不摂生を自慢しがちです。しかし、笑ってばかりもいられません。
健康診断は、いわば“からだの車検”のようなもので、きちんと走れるのかを専門家が客観的に定期点検してくれる大切な機会です。「健康診断なら会社で毎年受けているよ」という人も、総合判定結果をちらっと見るだけで詳細は知らない人が多いのではないでしょうか?
また、結果が悪いと医師や保健師に怒られるというイメージから、健康診断の直前だけ規則正しく生活して受診するという人も少なくないかと思います。
しかし、それではせっかくの機会も時間とお金の無駄というもの。健康診断を行うことは、自分自身のからだのどこが課題で、何から優先的に手をつけるべきか、注意を払っておく必要があるか――など、からだマネジメントの方向性を決めることにも役立ちます。
次のページに、「健康診断で分かる重要な項目」をまとめましたので、早速見てみましょう。
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