飲み物を買ったら「お疲れさん」と社長の声が自販機から──ダイドードリンコはこのほど、社長がしゃべる自販機をエムケイタクシー(京都市)に導入した。
よくしゃべることで知られる同社の自販機を活用し、エムケイタクシーの青木信明社長の声を吹き込んだ。金銭投入時には「はい。身だしなみを整えて、笑顔をつくって」とチェックが入るが、商品選択ボタンを押すと「お疲れさん」、飲料が出ると「いつも頑張ってくれてありがとう」「今日も無事故で安全運転してや」──と声が出る。
声に合わせる形で、自販機の横には身だしなみをチェックする鏡を設置。自販機上部のボードには青木社長の顔写真とメッセージが掲載されている。
京都市内の5営業所に計6台を導入した。「各地に展開しているエムケイにとって、さらにより良いコミュニケーションの実現に向けた一助になるものと期待しております」とダイドードリンコ。その効果は──?
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