吉野家ホールディングスは10月7日、2016年2月期の連結業績予想を上方修正し、最終益は前期比6.3%増の10億円になる見通しだと発表した。
従来予想は15%減の8億円としていたが、3〜8月期に売上高が予想を2.2%上回ったほか、税効果の見直しで最終益を押し上げた。売上高と営業益、経常益は据え置く。
同日発表した3〜8月期の連結決算は、売上高が4.5%増の929億円、営業益が33.3%減の11億9200万円、最終益が32.5%減の6億6300万円だった。
吉野家は牛丼の値上げで客数は減ったものの、健康を打ち出したメニューの拡充で売上高は1.4%増の475億円に。セグメント利益は食材原価の高騰から3.4%減の15億2900万円だった。店舗数は1184店。
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