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変化のスピードが速い中で、会社をどのように変えたのか――LINE元CEO・森川亮氏(5/5 ページ)
「変化のスピードが速くてついていけない」といった悩みを抱えているビジネスパーソンも多いのでは。そんな人に、LINEで社長として活躍し、現在はC Channelで社長を務めている森川亮さんの話を紹介しよう。
日本は「動物園化」が進んでいる
こうしたことを取り組んだ結果、仕事のスピードが速くなり、いいモノが生まれるようになりました。
日本は平和すぎて「動物園化」が進んでいます。基本的にゴロゴロしていて、なにかあれば吠える。そうした生活を送っていても、これまではなんとか食っていけることができていました。しかし、変化のスピードが速くなっている中で、これからはそうした動物は生き残っていくことができないでしょう。既存商品を磨きあげるとか、既存商品をコストダウンするとか、そうしたやり方ではダメ。野生のライオンのように、自分の意思で考えて、行動して、結果を出す。そうした人材でなければいけません。
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