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頭を使わず小粋に楽しめる、ファンキーで“黒いJAZZ”のススメ:高木里代子の「ちょこっとJAZZ」(2/6 ページ)
こんにちは、高木里代子です。今回は小難しいことを考えず、聴くだけで元気になれるようなJAZZの名曲の数々をご紹介したいと思います。
JAZZロックの名盤
まずは、こんなのはいかがでしょう。トランぺッターのリー・モーガンの代表的なファンキーアルバムから1曲。
Lee Morgan「The Sidewinder」
1960年代にリリースされた直後、「BLUE NOTE」レーベル空前の大ヒットとなり、ビルボードチャートにランクインされるなど、JAZZなのにポップで聴き易く、乗れて踊れる、いわゆる「JAZZロック」の金字塔的なアルバムになった作品です。
今の時代に聴いても全然古くない。むしろ最近、勢いで入ったバーでこの曲がかかっていて、一緒にいた女友達と「今夜はやたらお酒がススムねぇ」なんて酔いながら、このファンキーなJAZZのせいにしてとことん飲んだのも、記憶に新しいほどです(笑)。
映画でもほら、ありますよね? 「今日は何だか、頭使わなくても楽しめるアクションとかホラーとかの映画が観たい」というような日。それそれ。
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