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東芝、大分の半導体設備を190億円でソニーに売却 希望退職も実施

東芝は大分工場の半導体設備をソニーに190億円で売却。半導体事業で約1200人の希望退職と再配置も実施。

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 東芝は12月4日、大分工場(大分市)の半導体生産設備をソニーに190億円で売却する正式契約を結んだと発表した。

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東芝の大分工場=Webサイトより

 売却するのは300ミリウエハー生産ラインの関連施設と設備など。ソニーは主にCMOSイメージセンサーの製造に使用する予定で、CMOSセンサーの設計などに従事する東芝と関係会社の社員約1100人はソニーへの転籍に向けて調整を進めるとしている。

 また半導体事業を対象に、約1200人の希望退職と再配置を実施。希望退職は40歳以上を対象に来年1月から募集し、3月末の退職を予定。

 東芝は利益水増し問題の発覚を受け、半導体事業の構造改革を進めており、白色LED事業からの撤退などを決めている。

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