男の子の夢「警察官」「運転士」が上昇
今の子どもたちは、大人になったらどんな職業に就きたいと思っているのだろうか。3歳〜小学6年生の男の子に聞いたところ……。第一生命調べ。
今の子どもたちは、大人になったらどんな職業に就きたいと思っているのだろうか。3歳〜小学6年生の男の子に聞いたところ「サッカー選手」(13.8%)が最も多く、次いで「野球選手」(8.5%)、「警察官・刑事」(6.9%)、「電車・バス・車の運転士」(4.8%)、「大工さん」(4.5%)であることが、第一生命の調査で分かった。
人気ドラマ『相棒』など、ここ数年刑事ドラマが多く放送されていることもあって「警察官・刑事」を選択した子どもの割合が、過去10年間で最大。また、2015年3月に「北陸新幹線」が開業したこともあって「電車・バス・車の運転士」が2年連続で順位を上げ、調査開始以来最高の4位となった。「最近はリニア新幹線の開通に向けた動きなどもあり、電車にまつわる話題の注目度が高まっている。身近な乗り物だからこそ、こうしたトレンドが捉えられ、子どもたちの間での人気が上昇傾向にあるようだ」(第一生命)
一方、女の子に最も人気があるのは、19年連続で「食べ物屋さん」(15.8%)。次いで「保育園・幼稚園の先生」(8.2%)、「看護師さん」(6.8%)、「お医者さん」(5.0%)、「学校の先生」(4.8%)と続いた。
近年、キャラクターを自らコーディネートして遊ぶゲーム「プリパラ」がブームに。また、ファッションやオシャレ情報に触れる機会が増えたことから「デザイナー」(8位)が徐々に上昇している。また「お店屋さん」(9位)もトップ10入りした。
3歳〜小学6年生1100人が回答した。調査時期は2015年7〜9月。
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