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年収2000万円超のサラリーマンは確定申告の義務がある:トクする申告書の書き方(5/6 ページ)
サラリーマンでも年収が2000万円を超えたり、2カ所以上から給与をもらっている場合は、確定申告をしなければなりません。税務署では教えてくれない、確定申告で“トクする”ためのポイントを解説します。
申告のための準備リスト
- 確定申告書(A様式)
- 給与所得の源泉徴収票。他の所得がある人はその所得に関する支払調書などの書類
- 生命保険料控除の証明書
- 地震保険料控除の証明書
- 寄付金控除、医療費控除、住宅ローン控除などを受ける人はそれぞれの添付書類
年収2000万円超のサラリーマンの場合
【田中光夫さんの場合】
田中光夫さん(55歳・会社員)は、父(78歳・無職)と同居している。家族は、父親と、足が悪く特別障害者の奥さん、会社員の長女、大学生の次女、高校生の長男の6人である。
田中さんの収入や家族の状況は次の通り。
- (1)年収……2160万円(給料)
- (2)給料から差し引かれた社会保険料……122万円
- (3)配偶者=陽子さん(52歳)………無職・特別障害者
- (4)同居親族
父=正之助(78歳)……無職
長女=里美(21歳)……会社員・年収280万円
次女=靖子(19歳)……学生
長男=達男(16歳)……学生
- (5)生命保険料(旧契約)……12万円
- (6)個人年金保険料(旧契約)……8万2000円
- (7)地震保険料……3万2700円
- (8)源泉徴収税額……378万6800円
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