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清原和博が「スーパースター」から「容疑者」となった日赤坂8丁目発 スポーツ246(2/4 ページ)

西武や巨人などで活躍した元プロ野球選手・清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。かつての「スーパースター」はなぜ「容疑者」になってしまったのか。関係者に聞いてみたところ……。

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奇跡のカムバック

 世間から「信頼」の2文字が音を立てて崩れ去っていくのと同時に14年間連れ添った夫人も、ついに愛想を尽かして2人の子どもと一緒に家を出た。2014年9月に離婚を発表。その後、同年12月ごろに水面下で一部メディアの間では「清原氏が薬物疑惑で逮捕秒読み」との情報が流れるが、結局その時は「秒読み」のままで終わることになった。とはいえ、これら一連のマイナスイメージがあっという間に業界全体に浸透したことで、清原は一時メディア露出が激減することになる。

 だが清原はタニマチの根回しもあって有力な某芸能事務所からバックアップを受け、昨年4月3日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に出演。悲惨な近況や「自殺を考えた」ことまで明かして大きな話題を呼び、番組が好視聴率を獲ったことで再浮上のきっかけをつかみかけた。再びメディアから出演や取材依頼が増え、奇跡のカムバックへの道筋がハッキリと見えていたところでの今回の「逮捕」だったのである。

 清原に近い関係者は絶対匿名を条件にし、次のように怒りの言葉を「容疑者」となった当人に向けた。

 「裏切られた気持ちでいっぱい。キヨ(清原)……いや彼は私を含めた周囲につい最近まで『命に代えても絶対にそんなもの(覚せい剤)はやっていない』と言い切っていたんですよ。その言葉を信じて私たちも何か手助けできればと思っていた矢先に、このようなことになってしまった」


2014年3月6日号の『週刊文春』で、「清原和博 緊急入院 薬物でボロボロ」と報じられた

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