インタビュー
人工知能と外国人に、私たちの仕事は奪われてしまうのか:水曜インタビュー劇場(消える仕事公演)(6/6 ページ)
人工知能によって、自分の仕事が奪われるかもしれない――。そんな不安を感じたことがある人も多いと思うが、実際のところどうなのか。このテーマを調査した、野村総合研究所の担当者に話を聞いた。
未来は暗い、それとも
土肥: 人工知能によって多くの仕事がなくなる。人口が減って、さまざまなサービスが低下する。頼みの綱だと思っていた外国人はやって来ない。明るい未来がないじゃないですか。
寺田: いえいえ、そんなことはありませんよ。「人工知能によって自分の仕事がなくなってしまうかもしれない。不安だ」と感じていらっしゃる人も多いかもしれませんが、人口が減るので人手不足に陥りますよね。
土肥: あ……。
寺田: 人手不足の状態なので、働く場所がない……といった不安を感じる必要はないでしょうね。
土肥: ちょっと安心。
(終わり)
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