アサヒグループ食品は2月17日、フリーズドライ商品の新シリーズ「畑のカレー」を3月1日(通信販売は2月18日)から全国で販売すると発表した。20代〜40代の単身世帯をターゲットに、年内に74万食の販売を目指す。
発売するのは専用容器付きの「たっぷり野菜と鶏肉のカレー」(税別、270円)、「ひきわり豆のトマトカレー」(同)、「かぼちゃのアーモンドカレー」(同)の3種類。野菜スムージーに17種類のスパイスを加え、シチュー感覚で食べられるように仕上げたという。
「レトルトカレーの場合、野菜の種類が少なく、食感や香りが悪いなどの弱みがあったが、フリーズドライカレーでは食感や香りが良く、野菜たっぷりのカレーを手軽に楽しめる」(同社)
近年、単身世帯が増加傾向にあり、個食化が今後も進むと考えられる。同社は、「個食」向きであるフリーズドライの特徴を生かし、カレー市場に参入したとしている。
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