格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは2月23日から全国のローソンおよびミニストップに設置しているマルチメディア端末「Loppi」で航空券の販売を開始した。コンビニエンスストアと組むことで幅広い消費者とのタッチポイントを増やしたい考えだ。
同社が運航する国内線ならびに日本出発の国際線(片道・往復)の航空券をLoppiで予約し、レジで決済して現金購入できるようになる。従来はインターネット販売のほか、旅行代理店や空港のカウンターなどでしか購入できなかった。
Loppiは、コンサートや航空券、高速バスなど各種チケットを予約、販売する端末。1万1464店舗のローソン、2196店舗のミニストップに設置されている(2016年1月末現在)。
関連記事
- 「青春18きっぷ」が存続している理由
鉄道ファンでなくても「青春18きっぷ」を利用したことがある人は多いはず。今年で30周年を迎えるこのきっぷ、なぜここまで存続したのだろうか。その理由に迫った。 - “LCC攻勢”が強まれば、鉄道会社はどうなるのか
日本でもLCCの就航が相次いでいるが、欧州でのシェアは4割を超えている。LCCの攻勢が強まれば、日本でも一気にシェアが高まるかもしれない。そうした事態になれば、鉄道会社にどのような影響が及ぶのだろうか。 - 苦しい日本のLCC市場、スカイマークやジェットスターはどうなる?
就航から3年で黒字化したピーチ・アビエーション。かたやスカイマークやジェットスターは厳しい経営状況にある。LCC各社の差がさらに広がりつつある。 - パイロット不足で国内LCCが大量欠航――その背景にあるものは?
ピーチ・アビエーションやバニラエアなど国内LCCでパイロット不足が深刻化し、相次いで運航中止に追い込まれる事態が続いている。その背景では、何が起こっているのか?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.