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新人の配属先は“ドラフト会議”で決める ユニ・チャームが新制度
ユニ・チャームは新入社員の配属先をドラフト会議で決める「社内ドラフト制度」を本年度から導入したと発表した。
ユニ・チャームは4月26日、人材育成の新制度として「社内ドラフト制度」を本年度から導入したと発表した。営業職の新入社員が対象で、支店長などが「ドラフト会議」で社員を指名し、10月からの配属先を決める。
毎年4月〜7月に行われる営業研修と研修成果報告(プレゼン)の内容を通じ、各支店長などが配属してほしい社員を決めるという。「社員の研修効果を高めることや、自己成長意欲の向上が目的」としている。
同社は「これまで新入社員の配属先は人事主導で決めていたが、この制度を導入することで新入社員の成長スピードを上げる」と説明している。
また、社内ドラフト制度の対象となる新入社員には、ドラフト会議から3年半後に本人が希望する部署へ異動できる「フリーエージェント権」を与えることも計画している。
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