LIXILグループが5月9日に発表した2016年3月期の連結決算(JGAAP)は、営業収益(売上高)が前期比10%増の1兆8451円、営業利益が9%増の563億円、純利益が187億円の赤字(前期は220億円の黒字)と、増収減益だった。最終赤字は6期ぶり。
金利低下の影響などで年金関連の費用が膨らんだほか、中国子会社のジュウユウの不正会計に関連した損失を計上したことが主な要因。今期は国際財務報告基準(IFRS)で純利益が280億円の黒字化を見込む。
関連記事
- 伊藤忠、純利益20%減 資源価格下落響く
伊藤忠商事の2016年3月期連結決算は、純利益が20%減の2403億円だった。 - 丸紅、最終益1200億円減の下方修正 資源価格下落で減損
丸紅が最終益見通しを1200億円下方修正。資源価格の下落に伴い関連事業で減損を迫られるのが要因。 - ブックオフ、赤字幅拡大 買い取り低調
ブックオフの営業赤字が拡大。家電や本などの買い取りが低調となり、売り上げが伸びなかった。 - セブン&アイ、営業益2.6%増 コンビニ事業は7.5%増
セブン&アイの16年2月期は営業益が2.6%増。コンビニが好調だった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.