セブン&アイ・ホールディングスが4月7日発表した2016年2月期の連結決算は、営業収益(売上高)が前期比横ばいの6兆457億円、営業利益が2.6%増の3523億円だった。スーパーストア事業が不振だったものの、コンビニエンスストア事業の好調がカバーした。
コンビニ事業は売上高が7.8%増の2兆7277億円、営業利益が7.5%増の2767億円。既存店売り上げ伸び率は43カ月連続プラスを達成し、加盟店を合算した全店売り上げは7.1%増の4兆2910億円だった。
特別損失の増加で、最終利益は7.0%減の1609億円だった。
今期は営業収益が2.1%増の6兆100億円、営業利益が7.8%増の3890億円を見込む。
関連記事
- 正面からぶつかっても勝てない――“王者”セブン-イレブンとの競争戦略
“王者”セブン-イレブンが君臨するコンビニ市場で、他のコンビニは、どのような戦略を打ち出せばいいのでしょうか? - セブン-イレブンの鈴木会長が自らドーナツを試食するホントの理由
コーヒーにドーナツ、金の食パンをはじめとするセブンゴールドシリーズなど、次々とヒットを繰り出すコンビニの“王者”セブン-イレブン。なぜセブンは、競合他社とは異なる新しい取り組みを先駆けて実行できるのでしょうか? - セブンがドーナツを全面刷新 競合他社に対抗
セブン-イレブンは1月19日、「SEVEN CAFE Donut(セブンカフェドーナツ)」を全面刷新した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.