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空き家を放置すると、どのような事態がおきるのか?:マネーの達人(2/4 ページ)
近年、空き家問題はますます深刻化しています。もし、実家を相続することになった場合、どうすればよいのでしょうか。
空き家を放置すると、どのような事態が想定されるのか
空き家を維持するには、具体的には以下のような支出(費用)が掛かります。
- 固定資産税
- 住民税
- 火災保険
- 電気・ガス・水道代
- 町内会費
- 草刈り費用
- 実家までの交通費
それでは、空き家のメンテナンスをせずに放置すると、どのような事態が想定されるのかを検証してみましょう。
1.資産価値が下がる
家は、人が住んでいないと、猛スピードで劣化が進行します。屋根から雨もりがしたり畳が腐ったりするほか、あちこちで雑草が生い茂ってきます。シロアリなどの害虫の発生も問題になりますから、早い段階で修繕や建て替えを行うのが得策です。
2.不法投棄や火事の危険性が高くなる
残念なことに、近隣の住民に空き家だと知られると不法投棄をする人が出てくるでしょう。さらに、そこに燃えやすいものが放置されていると、火事や放火の可能性もグッと高くなります。
3.近隣住民とトラブルになる
空き家にはネズミが住み着きやすくなります。雑草が生い茂ると蚊などの多くの虫が発生し、近所にも被害が及ぶと苦情が絶えなくなります。
また、屋根瓦などが落下して通行人にけがを負わせてしまうと、裁判沙汰になる可能性もあります。
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