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ドコモがIoTでカキの養殖 “海の見える化”で水産業はどう変わる?(1/4 ページ)

2011年の震災後、今まで頼りにしていた経験や勘が通用しなくなったという東松島市のカキの養殖業者たち。「海の見える化」が早急に求められていた。そこで立ちあがったのが、NTTドコモである。同社はIoTによってカキの養殖を、水産業をどのように変えようとしているのか。

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 海の状態が変わった、今までの経験や勘が役に立たなくなった――。宮城県東松島市のカキの養殖業者から、そのような悩みの声が上がっている。これまで、長年の経験や勘によって海の状態を把握してきたが、2011年の震災後はそれが通用しなくなり、カキの収穫が思うようにいかなくなったという。今までそのようなことはなかったそうだ。

 そうした中、その課題を解決するため東松島市のカキの養殖事業に参画し、“ICTブイ”の活用によって、海の見える化を進めようとしているのが、NTTドコモである。漁師の経験や勘だけに頼るのではなく、「水産業×IoT」による生産性向上を目指すという。

 ICTブイは、カキの養殖、水産業をどう変えるのか。現場で指揮をとる、NTTドコモの東北復興支援室担当課長、山本圭一氏に話を聞いた。

photo IoTで水産業はどう変わる?

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