連載
タレント女性の刺傷事件! スポーツ界にも衝撃が走っている :赤坂8丁目発 スポーツ246(4/4 ページ)
タレントで大学生の女性が、刃物で首や胸などを刺された――。ショッキングなニュースが世間を震撼させているが、こうした事件は他人事なのか。プロのスポーツ界は決して他人事ではなく……。
“セルフ・ディフェンス”を心がける
前出のパ・リーグ球団のフロント幹部はこのように語った。
「『荒川事件』のようなことが、再び日本球界で起こってはいけません。でも最近は、何かとヘンな事件が多い。だから球団としては選手たちに対してファンと接する場はもちろん、プライベートでも細心の注意を払って行動するようにと定期的に通達している。ストーカー対策も然りです。
SNSの使い方についても『安易な発信と受け答えだけはしないように。自分の言葉によって、どのような影響が及ぶのかを常に考えてほしい』などと言ってはいます。でも、どういうふうに気をつければ完ぺきに安全なのかという具体的なマニュアルはないですね。
スポーツ界全体で言えば、所属団体が選手の安全を守ることは、やりたくても難しい時代になってきている。これからは選手個々も危険と背中合わせである意識を高めて“セルフ・ディフェンス”を心掛けていくことが必要となってきています」
嫌なニュースはこれ以上、見たくない。
関連記事
- 何もできない松坂大輔を、孫正義オーナーが見捨てない理由
松坂大輔が2軍で大炎上した。福岡ソフトバンクホークスと巨額契約を結んだにもかかわらず、何ひとつ結果を残せていない。とっくの昔に我慢の限界は超えているはずなのに、なぜ球団は松坂を見捨てないのか。その理由は……。 - 何が起きていたのか? 清原和博容疑者が古巣・巨人を「震撼」させていた
元プロ野球選手・清原和博容疑者が覚醒剤所持容疑で逮捕されたが、その衝撃はいまだ沈静化していない。新たな疑惑がたくさん浮上してきているからだ。その中の1つ……。 - 野球評論家の張本勲氏は、なぜ失言を繰り返すのか
人気情報番組『サンデーモーニング』に出演している野球評論家・張本勲氏のコメントが、ネット上でしばしば“炎上”する。現役時代の張本氏は偉大な選手だったのに、なぜ失言を繰り返すのか。スポーツライターの臼北氏が分析したところ……。 - 日本ハムが“ハンカチ王子”を「クビ」にしない理由
“ハンカチ王子”として一躍有名になった日本ハムの斎藤佑樹投手も今季でプロ6年目。もういい加減、一軍で活躍しないと「解雇」の二文字もチラついてきそうだが、球団はどのように考えているのだろうか。 - 重くなったのに、なぜ軽く感じるのか 売り子が背負うビールサーバー
野球場などでキャストと呼ばれている“売り子”が生ビールを販売している。彼女たちが背負っているサーバーは重いので、アサヒビールとデサントは共同で新しいモノを開発。さざかし「軽く」なったんだろうと思っていたら、実は「重く」なっていた。えっ、どうして……? - 松坂は「給料泥棒」の汚名を返上できるのか “日本的補強”に警鐘
福岡ソフトバンクホークスの松坂投手とオリックス・バファローズの中島内野手が崖っぷちに立たされている。昨シーズン、大リーグから帰ってきた2人は期待されながらも、全く結果を残せなかったからだ。それでも高額を手にした両選手に対して、米球界から「?」の声が出ている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.