コラム
なぜ仕事のミスは起こるのか?(1/4 ページ)
そんな仕事のミスはなぜ起こるのでしょうか? ISO9001やISO14001が考える、仕事のミスを起こさない方法を教えます。
今日も、いろいろなところで仕事のミスが起こっています。そんな仕事のミスはなぜ起こるのでしょうか? ISO9001やISO14001が考える仕事のミスを起こさない方法を教えます。
誰もがいつでもミスをしている
「え〜、それ前回は8mmでしたけど、今回は5mmだって伝えたし、図面に書いてたじゃないですか〜。図面ちゃんとみてくれてますか?」
お邪魔した営業先で商談しているさなか、打ち合わせスペースからこんな声がこぼれてきました。どうやら、仕事でミスが発生してしまったようです。そんな私も、今日、仕事で軽いミスを起こしました。メモしていた内容を書いたつもりが、メモを見ながら入力したのに間違っていたようです。また社内でも、
- 毎週月曜日に依頼している会議がスケジュールに入っていない
- 3パターン作ってと依頼してた作業が2パターンだけ上がってきた
- 事前に作業の段取りをお願いしていたのに、それがないまま打ち合わせに参加してきた
などなど、いくつものミスと遭遇しました。おそらく、皆さんもなんらかの仕事のミスに出会ったのではないでしょうか? 誰だって仕事のミスなんかしたくないのに、おそらくすべての企業で間違いなく起こっている仕事のミス。そもそも、この仕事のミスってどうして起こるのでしょうか?
グーグルで「仕事のミス」と検索すると、検索結果にはさまざまなノウハウのページを目にすることができます。内容を見ても原因はさまざま。それだけ難しいテーマだということなのでしょう。
そこで今日は、そのいろいろある考え方の中で、ISO9001やISO14001などのマネジメントシステムが考えている、仕事のミスが起こる原因に対してまとめてみようと思います。
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