調査リポート
転職を検討する理由「給与」がトップ――給与交渉をしたことがある人は?
転職を検討する理由は何ですか? 20〜50代のビジネスパーソンに聞いたところ……。エン・ジャパン調べ。
転職を検討する理由は何ですか? 20〜50代のビジネスパーソンに聞いたところ「給与」(61%)と答えた人が最も多く、次いで「仕事内容」(49%)、「残業・休日数」(30%)であることが、エン・ジャパンの調査で分かった。
転職の検討理由で「給与」と答えた人で、企業や上司と給与交渉をしたことがある人はどのくらいいるのだろうか。「交渉をしたことがある」と答えたのは20%にとどまった。給与交渉をした人のコメントをみると「現状から具体的に何をどうしたら給与が上がるのか、上司と相談したことがある」「できる仕事の量を増やして給与を増やしてもらった」など、前向きに交渉している様子がうかがえた。
一方、「交渉したことがない」人のコメントをみると、「言っても上がると思えないので時間の無駄」「閉鎖的な会社なので相談すると風当りが強くなる」「現在の会社では、昇給試験に合格しない限り、給料は変わらないので交渉する余地がない」など“あきらめの気持ち”を持っている人が目立った。
インターネットを使った調査で、20〜50代のビジネスパーソン9320人が回答した。調査期間は4月27日から5月31日まで。
関連記事
- 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - 2016年の「給料」はアップする? 労使および専門家に聞く
民間調査機関の労務行政研究所は「賃上げに関するアンケート調査」を実施し、その結果を発表した。それによると……。 - あなたは大丈夫? 10〜20年後、人工知能に奪われる仕事100
人工知能によってあなたの仕事が奪われるかもしれない――。このような不安を感じている人も多いのでは。ある調査によると「労働人口の49%が人工知能などによって奪われる」という結果がでたが、この数字をどのように受け止めればいいのか。 - 新入社員が予想、30歳時の年収は?
新入社員は将来、自分がどのくらいの年収をもらえると思っているのだろうか。この春就職した新入社員に、30歳時点で自分がもらえそうな年収を聞いたところ……。三菱UFJリサーチ&コンサルティング調べ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.