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「これからの社会人生活が不安」な新入社員は52.4%、過去最高

この春就職した新入社員は、今後の社会人生活についてどのように感じているのだろうか。日本生産性本部調べ。

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 この春就職した新入社員は、今後の社会人生活についてどのように感じているのだろうか。「これからの社会人生活は不安より期待のほうが大きい」という質問について、「そう思う」と答えたのは47.6%に対し、「そう思わない」は52.4%と調査開始以来(1990年〜)、過去最高を記録していることが、日本生産性本部の調査で分かった。

 「そう思わない」と答えたのは、男性51.0%、女性56.2%。女性のほうが社会人生活に不安を抱いている割合が高い。


。「これからの社会人生活は不安より期待のほうが大きい」は52.4%(出典:日本生産性本部)

 「残業は多いが、自分のキャリアや専門能力を高められる職場」と「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」のどちらを好む人が多いのだろうか。「残業が少ない職場を好む」と答えた割合が前年比7.5ポイント増の74.7%と過去最高となった。

 また「仕事を通して発揮した能力をもとにして評価が決まり、同期入社でも昇格に差が付く職場」より、「年齢や経験によって、平均的に昇格していく職場」を望む人の割合は42.3%。この割合も調査開始以来、過去最高となった。


「年功序列での昇格を望む」人は42.3%(出典:日本生産性本部)

 同本部が主催する研修に参加した新入社員1951人が回答した。調査時期は3月下旬から4月中旬まで。

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