富士通の社長・会長を務め、現在は同社顧問の秋草直之(あきくさ・なおゆき)氏が6月18日、急性心不全のため死去した。77歳。
1998年に同社社長、2003年に同社会長に就任。10年に取締役を退いていた。電子情報技術産業協会(JEITA)会長なども務めた。
告別式は密葬で既に行った。7月29日正午から、富士通主催によるお別れの会を帝国ホテル(東京都千代田区)で開く。
関連記事
- 東芝・富士通・VAIOのPC事業統合が白紙に?
東芝、富士通の各PC事業とVAIOを統合する構想が白紙に戻る見通しになったという報道に東芝、富士通がコメント。 - 富士通・秋草氏が取締役退任
富士通の経営に長く携わってきた秋草相談役が取締役を退任する。 - 「密室で辞任を迫ったわけではない」――元社長辞任問題で富士通が反論
元社長の解任をめぐる騒動について富士通が説明。「元社長はリスク感覚が欠如し、社長としての適格性を欠いていた」ため辞任を要請したという。 - 「一番風呂に入りたがらない」 企業はVista導入に慎重
JEITAの秋草会長は、Windows Vista搭載PCの企業需要は当面慎重な動きになりそうだとの見通しを示した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.