今年のサラリーマンのお小遣い額は? 新生銀行が実施した「サラリーマンのお小遣い調査」によると、男性会社員のお小遣い平均額は3万7873円(前年比231円増)で、1979年の調査開始以降、3番目に低い金額だった。
年代別では、20代が2714円増の4万879円だった一方、30代・40代は3万円台半ば。40代と20代では5000円以上の差があった。
また、未婚者・DINKS世帯(既婚・子どもなし・共働き)では4万円を超えているのに対し、子どもがいる世帯では3万円台前半と、約1万円の差に。子どもの学齢別にみると、社会人のみの世帯では4万円を超えているが、未就学児・小学生世帯、中高生のみの世帯では3万円を下回るなど、「子育て・教育費の家計への負担が読み取れる」と分析している。
男性会社員の1回の飲み代平均額については、「外で飲む」人が5102円、「自宅で飲む」人が2734円だった。月間の平均飲み回数は2.3回で、飲み代平均額は1万1765円。飲みに行く回数が最多だったのは20代だが、1回の飲み代平均額が最も大きかったのは50代だった。
お小遣い不足時の対応は「使わずに我慢する」(61.9%)が最も多く、「貯金を崩す」(20.9%)、「家計から捻出する」(17.7%)と続いた。「使わずに我慢する」人は若年ほど高い傾向があった。
節約策では「昼食費を安くする」「外で飲む回数を減らす」などが上位に挙がった。
4月8日〜4月13日にネットを使って調査し、20〜50代の男女2352人が回答した。
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