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クルマと会話しながら運転できる──ホンダ、ソフトバンクとAI分野で共同研究
本田技研工業(ホンダ)はソフトバンクと共同でAI(人工知能)技術「感情エンジン」をクルマに活用するための研究を始める。
本田技研工業(ホンダ)はこのほど、ソフトバンクと共同でAI(人工知能)技術「感情エンジン」をクルマに活用するための研究を始めると発表した。クルマがドライバーの感情を理解し、適切なコミュニケーションを図れるようにするという。
ホンダ子会社の本田技術研究所がソフトバンクグループ傘下でロボット「Pepper」の感情エンジンを開発しているcocoro SB(ココロエスビー)のAI技術を取り入れる。ドライバーの声や、各種センサーの情報から感情を推定し、クルマが感情を持ってドライバーと対話できるようにする。
ホンダは「ドライバーがクルマに対して、さらに愛着を感じるようになる」という。「1人の時でも、クルマと楽しく会話を楽しみながら運転ができる。また、ドライバーの気分に合わせてドライバーの好きな音楽も自動で流してくれる」。
本田技術研究所は、知能化技術の研究開発を行う新施設「HondaイノベーションラボTokyo」を9月(予定)、東京・赤坂に開設するなど、人工知能分野の研究開発に力を入れている。
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