コナミデジタルエンタテインメントは10月6日、セガ・インタラクティブと共同で、アミューズメント施設向けマルチ電子マネーサービスを今秋から順次導入すると発表した。Suicaやnanacoなど交通系/汎用電子マネーにも1端末で対応でき、導入コストも低減できるという。
コナミはアミューズメント施設専用の電子マネー「PASELI」を運営しており、セガは交通系電子マネーを使えるシステムを導入していた。新サービスはそれぞれの電子マネーを1つのシステム・決済機器で運用できるのが特徴だ。
店舗は複数のインフラを導入しなくても各種電子マネーに対応でき、プレイヤーはさまざまな電子マネーでゲームを楽しめるメリットがあるという。
今秋から一部店舗で試験導入し、全国のアミューズメント施設に展開していく。
トッパン・フォームズグループのTFペイメントサービスによるクラウド型決済プラットフォームを基盤に構築し、トッパン・フォームズのマルチ電子マネー端末を採用している。
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