節約が長続きする2つのヒント:マネーの達人(2/2 ページ)
節約とは、日常生活の中のムダとムリを省くこと。楽しみながら節約をして、貯まったお金は自分の好きなことに使えばいいのです。今回は、節約を楽しく続けるためのヒントをご紹介します。
ヒント2:ムリを省く
我慢しながら節約をしていると、ストレスを発散するために衝動買いや外食などでお金を余計に使ってしまうなど、逆効果になってしまうこともあります。そういう状況を回避するためにも、ムリをしての節約は禁物です。
とくに、真っ先に節約の矛先となるのが食費です。日々、目に見えてお金が出ていきますから「ここを削ればどうにかなる」と考えてしまいがちですが、ムリをしすぎてしまうとかえって健康を損なうことにもなりかねません。まずはコンビニ通いをやめるとか、小さなこと、かつ辛くないことから始めてみてください。
世の中には、節約に関するさまざまな情報がありますが、それはあくまでヒントでしかありません。やみくもに取り入れて、かえって時間や労力のムダになってしまっては本末転倒。自分が楽しみながら続けられそうなものだけを選んで実践するといいでしょう。
たとえ収入が少なくても、日常生活のムダとムリを省いて節約を持続できれば、貯蓄に回すお金を捻出できます。貯まったお金を本来の目的のために使うことで、達成感や満足感を得られます。
節約とは、自分の目的や願望を達成するための1つの手段です。節約そのものが目的ではありません。その先にあるものに目を向けて、楽しく続けていきましょう。(垣内結以)
著者プロフィール:
垣内結以
1986年生まれのフリーライター。大学卒業後、大手損害保険会社に就職。正社員だった当時、「ボーナスは全額貯金が当たり前」という、根っからの貯金好き。日々節約にいそしみながらも、お金を使うときは楽しく使いたい派。「お金のこと、難しくてよく分からない!でも、損したくない!」というあなたに向けて、ストレスフリーな節約術から、効果的な貯金方法、知って得する保険の知識などを書いていきます。
copyright (c) "money no tatsujin" All rights reserved.
関連記事
「先取り貯蓄」と「余ったら貯蓄」 自分に合ったストレスフリーの貯蓄を
一般的に、貯蓄には「先取り」と「余ったら」の2つの方法があります。あなたには、どちらの方法が向いているのでしょうか? 2つの貯蓄方法を比較してみました。
夢の「地方移住」で、生活費はどう変わるのか
最近、地方移住が注目されていますが、都会から地方に移住する前に気になるのは暮らしのお金のことではないでしょうか。今回は筆者の経験をもとに、都心と地方の暮らしにかかるお金を比較してみます。
エアコンつけっぱなしで1カ月生活してみた
暑い日が続くと、エアコンのスイッチが入れっぱなしになり電気代が気になります。約1カ月の間、エアコンをつけっぱなしにして、電気代とその使用量を計測してみました。
高いプロパンガス料金に困っている人へのアドバイス
多くの消費者がプロパンガスの料金について誤解しています。今回ご紹介する方法を使えば、1円のコストもかけることなく、料金は簡単に30〜40%下げることができます。
