日本労働組合総連合会(連合)は12月8日、「定時で帰れたらしたいこと」をTwitter上で募集する。取り組みを通じ、長時間労働に苦しむ当事者や、その家族などの長時間労働問題に対する関心を高める狙い。
ハッシュタグ「#もしも定時で帰れたら」を付けてツイートしてもらう。投稿内容は、「勤務時間インターバル制度」導入に向けた議論の場などで生かすとしている。期間は来年1月31日まで。
連合は10月7日に、求人内容と実際の労働条件が異なる“ブラック求人”に関するトラブル体験談をTwitter上で募集するキャンペーンを実施。約3週間で3000件を超える投稿が集まった。投稿の内容は労働者の声として、厚生労働省の労働政策審議会に提出した。
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