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パーク24、カーシェアリング社会実験に参加:路上に貸し出し拠点設置
パーク24は、国土交通省が12月20日から実施するカーシェアリングの社会実験に参加する。地下鉄大手町駅前の道路に超小型電気自動車の貸し出し・返却拠点を設置する。
パーク24は12月12日、国土交通省が20日から実施するカーシェアリングの社会実験に参加すると発表した。地下鉄大手町駅前の道路に超小型電気自動車の貸し出し・返却拠点を設置。有用性を検証する。実施期間は2017年12月下旬までの約1年間。
実験場所は東京都千代田区丸の内1丁目。大手町駅のB1出口付近で、国道1号の道路上となる。道路上にカーシェアリング用ステーションを設置するのは日本初だという。
使用する車両はトヨタ車体の「COMS(コムス)」とトヨタ自動車の「i-ROAD(アイロード)」。
複数設置されたステーションのうち、どこでも貸し出しと返却が可能な「ワンウェイトリップ法式」を採用。パーク24が東京都心部で実施しているシェアリングサービス「Times Car PLUS × Ha:mo」のステーションも利用できる。89カ所のステーションで、約60台が利用可能になる。
実証実験で、利用回数や利用者の行動変化、道路の安全性などを検証する。
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