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総務省、「コネクテッドカー」の研究会を発足:トヨタやドコモなど参加
IoTのビジネス活用が進む中、総務省は「コネクテッドカー」社会の実現に向けた研究会を発足する。トヨタ自動車など各業界の企業が参加する。
総務省は12月13日、通信ネットワークを活用した「コネクテッドカー(つながるクルマ)」社会の実現に向けた研究会を発足すると発表した。
同研究会ではコネクテッドカーによる新たなビジネス創出の可能性や、誰もが安全で便利な移動サービスを享受できる社会の推進施策、そうした社会における無線通信ネットワークのあり方などを検討する。トヨタ自動車やNTTドコモ、京浜急行電鉄、綜合警備保障、パナソニック、野村総合研究所(NRI)など各業界の企業が参加する。
同研究会は2017年夏ごろまでの開催を予定する。
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