2015年7月27日以前の記事
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トヨタとフォード、スマホと車の接続規格で企業連合IT大手に対抗

フォードとトヨタは、自動車内でスマートフォンアプリを利用可能にするプラットフォーム「SDL」を管理する非営利団体を設立した。自動車メーカー、ソフトウェアメーカー、電機メーカーなどが参加し、SDLの業界標準化を目指すという。

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 トヨタ自動車と米Fordは1月4日、自動車とスマートフォンを接続するプラットフォーム「スマートデバイスリンク(SDL)」を管理する非営利団体「スマートデバイスリンク コンソーシアム」を設立したと発表した。富士重工業やマツダ、スズキ、仏PSAらが参加し、トヨタは2018年ごろにも車載システムの商品化を目指す。

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SDLのロゴマーク

 SDLは、スマートフォンと自動車を接続し、ナビ画面の操作や音声認識によってアプリを利用可能にするプラットフォーム。Ford子会社が開発し、2013年からFord車に「AppLink」として導入。500万台を超える車両で使用されているという。

 コンソーシアムはSDLの業界標準化を目指して結成。自動車メーカーのほか、パナソニックやパイオニアなど電子機器メーカー、組み込みソフトウェアの開発メーカーなどが参加する。

 自動車とスマートフォンの接続では米Googleと米Appleが先行。大手自動車メーカーによる企業連合で対抗する。

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