山口県周南市は1月20日、「しゅうニャン市」を愛称として市のPR活動などに活用していくと発表した。2016年のエイプリルフールに「周南市はしゅうニャン市になります」と宣言する動画が話題になったため、実際に愛称として活用。「人がネコになれるまち」をキャッチフレーズに、さまざまな取り組みを進める。
「しゅうニャン市プロジェクト」と名付け、市の認知度アップや、市民の市への愛着醸成に取り組む。地元企業とのコラボレーションを進める「しゅうニャン市パートナーズ」や、市民によるプロジェクト支援「しゅうニャン市サポーターズ」などを通じ、市全体で盛り上げていく考えだ。
特に食に関連する企画に注力。旬の食材を使った「しゅうニャン弁当」を販売するなどして地場食材のPRにつなげる。
きっかけは、昨年の4月1日に合わせて公開した動画。木村健一郎市長が「しゅうニャン市になる」などと宣言する内容が話題になったことから、「本当にしゅうニャン市でいきます」と愛称に。「市民1人1人が猫のように伸び伸びと自由に、居心地よく暮らせるまち」を市民と共に目指していくという。
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