ニュース
成田空港、訪日外国人にSIMカードを無料提供:アプリでタクシー手配なども可能に
成田空港が、訪日外国人向けのアプリサービスを充実させる。会員向けにSIMカードを無償提供するほか、タクシーの配車やツアーの予約も可能にする。
成田国際空港は1月26日、同空港を利用する訪日外国人にSIMカードを無料で提供するサービスを発表した。まず台湾と香港からの旅行客(中国語繁体字)を対象に、2月1日から空港内で提供を始める。今後、中国語簡体字、英語、韓国語にも対応していく。
SIMカードの受け取りには、訪日外国人向けスマートフォンアプリ「WAmazing」のダウンロードと会員登録が必要。データ通信容量は500MBで、使用期限は5日間。アプリ上からデータ通信量を追加購入することも可能だ。
アプリからは東京都内のタクシーの配車手配や、日帰りツアーの予約、手配、購入もできる。充実したサービスを顧客に提供し、インバウンドの増加のつなげる考えだ。
関連記事
- 成田空港の国際線客数、外国人が初の日本人超え 16年
2016年に成田空港の国際線を利用した外国人旅客数が、初めて日本人を上回った。 - 2017年の旅行市場はこうなる JTBが予測
JTBが調査結果を発表。訪日外国人旅行者が増加し過去最多となる一方、海外旅行のコスト増などが原因で日本人の旅行者数は昨年から変動が少ないと予測する。 - 音声ナビ、日本橋で実証実験 「Watson」も活用
清水建設、日本IBM、三井不動産が、2月から合同で実証実験を開始する。「Watson」の対話技術を活用して利用者のニーズを把握し、目的地を設定。音声ナビゲーションによって案内する。視覚障害者や訪日外国人への対応を見込んでいる。 - NTTコム、AI活用した企業向け翻訳サービスを発表
NTTコミュニケーションズが、AIを活用した翻訳サービスを発表した。文例データを学習し、自然な翻訳につなげるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.