東京地下鉄(東京メトロ)は1月27日、「銀座線01系」が3月10日で営業運転を終了すると発表した。
1983年に初導入され、合計228両38編成が活躍。2012年の「1000系」導入以降は数を減らしていた。
熊本電気鉄道に先頭車の01-136号車と01-636号社が譲渡され、2015年3月から営業運転している。16年3月には01-135号社と01-635号車も熊本を走っている。中野車両基地では01-101編成3両が動態保存されているほか、地下鉄博物館で01系の運転台カットモデルを展示している。
最終運行は、1991年製造の「01-130編成」。同列車は2月24日まで、熊本県の復興を支援するくまモンラッピング電車として運行している。
東京メトロは、ホーム柵やホーム上の白線から乗り出しての写真撮影などは危険なのでやめるよう呼び掛けている。
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