日本マクドナルドホールディングスが2月9日発表した2016年12月期の連結決算は、売上高が前期比19.6%増の2266億円に拡大し、最終損益は53億円の黒字(前期は349億円の赤字)に転換した。既存店売上高が20%増になるなど、「ビジネスリカバリープランの着実な実行で大幅に改善した」としている。
既存店客数は9.1%増、全店客数は4.9%増と、ファミリー層を含め客数が改善。前期に234億円の赤字だった営業損益も、69億円の黒字へと転換を果たした。
17年12月期は、売上高が4.3%増の2365億円、営業利益が29.9%増の90億円、最終利益が58.4%増の85億円と、大幅な増益を計画する。「昨年までに築いた基盤をベースに、『回復』から『強化』の段階に移行していく」という。
関連記事
- マクドナルド、1月売上高12.3%増 「総選挙」で好調
日本マクドナルドホールディングスは、1月の既存店売上高を発表した。 - マック「チキンタツタ」が期間限定で復活
日本マクドナルドは2月8日から期間限定で人気ハンバーガー商品「チキンタツタ」を販売する。新商品の「チキンタルタ」も同時発売する。 - マクドナルド総選挙、1位は「ダブルチーズバーガー」
「第1回マクドナルド総選挙」の1位は「ダブルチーズバーガー」だった。 - モスとマックの業績が急回復 それでも安心できない両社共通の悩みとは?
このところ、モスフードサービスとマクドナルドの業績が急拡大している。その理由とは? この流れは今後も続くの? 経済評論家、加谷珪一が解説する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.