カシオ計算機は2月10日、元従業員が4億4000万円を横領していたと発表した。
同社によると、元従業員は2007〜15年、取引先と正規の取引を装って試作品などの不正発注を繰り返し、代金を自らに還流させていたという。不正取引には取引先の取締役(当時)が協力していたという。
元従業員は2016年12月に懲戒解雇した。今後、刑事告訴するという。
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