折り紙などを製造販売する「大与紙工」がこのほど、大阪地方裁判所から破産手続き開始決定を受けた。東京商工リサーチによると、負債総額は推定3億円。
1891年(明治24年)創業の染色紙製造業者。1991年12月期には約6億7500万円の売上高があったが、それ以降は落ち込み、欧米に販路を開拓する取り組みも効果を上げられなかったという。
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