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ヤマダ電機、MVNOを刷新 ソフトバンクSIMも販売:新規顧客取り込み狙う
ヤマダ電機のMVNOサービス「YAMADA SIM powered by U-mobile」がリニューアル。U-NEXTとの合弁会社、Y.U-mobileから「ヤマダファミリーモバイル」として提供する。ソフトバンクSIMも販売する。
ヤマダ電機とU-NEXTの合弁会社、Y.U-mobileは、MVNO(仮想移動体通信事業者)の新サービス「ヤマダファミリーモバイル」を4月1日から開始すると発表した。現在ヤマダ電機が提供しているMVNOサービス「YAMADA SIM powered by U-mobile」をリニューアルするもので、NTTドコモの回線を使用する。
競争が激化するMVNO市場で6位(2016年9月末時点、MM総研調べ)に位置するU-NEXTが全国にわたるヤマダ電機の販売網を活用することで、さらなる顧客の拡大を図る狙いがある。
また、Y.U-mobileは、日本通信から提供を受けたソフトバンク回線の格安SIMを全国のヤマダ電機で3月22日から販売する。日本通信は16年11月に個人向けMVNO事業をU-NEXTに譲渡してMVNE(MVNO支援事業者)へと転換し、17年1月にソフトバンクとの相互接続が認められた経緯がある。
ヤマダファミリーモバイルとソフトバンクSIMの具体的なサービス内容は、順次告知するとしている。
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