入社1カ月以内の新入社員が取っていた許せない行動は? インターネットリサーチ企業のマクロミルが3月22日発表した。1位となったのは「あいさつをしない」。行動を見かけた79.9%が「許せない」と感じたという。
2位以降は、「遅刻する」「気づいたら帰っている(何も言わずに帰る)」「仕事中にプライベート携帯をいじる」「言葉遣いが丁寧ではない」――と続く。
デジタル機器の使い方について、78.0%が「なし」と考えているのは「欠勤や遅刻をLINEで連絡」。「込み入った話を直接ではなく、メールで相談する」も71.3%が支持しない結果になった。その一方で、「時計代わりにスマートフォンで時間をチェック」は70.6%が問題ないと考えているという。
新入社員の初対面の印象の好悪を決めるポイントについては、「身だしなみ」と「表情」が半数以上の支持を得た。その他には「あいさつや自己紹介の内容」「仕事への意欲・やる気」「同僚とのコミュニケーション」などが評価の対象になっていた。
マクロミルは新入社員に向けて「新入社員の時期だからこそ、出勤時間や、出退勤時のあいさつ、そして社会人らしい身だしなみや表情などに、意識を持って行動した方が良さそう」とメッセージを送っている。
調査期間は3月8〜9日。20〜69歳1000人を対象にインターネット調査を行った。
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