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ディズニーランドで大規模開発 「美女と野獣」など新設:チケット値上げは「検討中」
オリエンタルランドが、東京ディズニーランドの大規模な改装事業を開始。750億円を投資して「美女と野獣」エリアなどを新設する。
オリエンタルランドは4月5日、東京ディズニーランドの大規模な改装事業を開始した。開園以来最大規模となる750億円を投資し、映画「美女と野獣」「ベイマックス」などをテーマにしたエリアやアトラクションを新設する。
着工に伴い、東京ディズニーランドでは、アトラクション「グランドサーキット・レースウェイ」を今年1月に閉鎖。「スタージェット」も10月の閉鎖を予定している。
新施設のオープンは、2020年春を予定。オープン後のチケット値上げについては「現時点では未定。価格感度調査の結果などを踏まえながら、慎重に検討していきたい」(広報部)としている。
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの合計入園者数は、14年度をピークに2年連続で減少中。オリエンタルランドは改善策として、24年3月期までに5000億円を投じてランドとシーを強化する計画を明らかにしていた。
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