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メルカリ、「認可外保育園補助」新制度 保育料負担:「merci box」拡充
メルカリが、人事制度「merci box」に「認可外保育園補助」制度を新たに追加すると発表。社員の子どもが認可保育園に入れず認可外保育園に入園する場合、保育料の差額を全額負担する。
フリーマーケットアプリを運営するメルカリは4月19日、人事制度「merci box」に「認可外保育園補助」制度を新たに追加すると発表した。社員の子どもが認可保育園に入れず認可外保育園に入園する場合、保育料の差額を同社が全額負担するもの。5月1日から適用を開始する。
現在、都市部を中心に認可保育園の入園倍率が高騰し、待機児童の増加が社会問題化している。こうした状況を踏まえ、社員が子どもの預け先を探す際の心理的・経済的な負担を解消する狙いがある。年度の途中に子どもを認可外保育園に預けた場合でも、支援を受けることが可能だ。「本制度によって、産休・育休を経て職場復帰を検討する社員は、希望すれば早期の職場復帰が可能になる」(メルカリ)としている。
同社は今年2月、新人事制度「merci box」を導入。産休・育休期間中の給与を会社が100%保障する仕組みや、子どもが病気になった際に保育費を支給する仕組みなどを盛り込み、社員の家庭環境の支援に注力している。
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