日本マクドナルドホールディングスは5月10日、2017年12月期通期の連結業績予想を上方修正し、営業利益が当初予想から60億円増の150億円になる見通しだと発表した。前年実績(69億円)から2倍超の大幅増益になる。メニューや店舗の改革が進み、足元の業績が好調に推移しているため。
売上高は当初予想から95億円増の2460億円を見込み、前期(2266億円)から8%増。一部の貸倒引当金について戻入益を見込むため、純利益は60億円増の145億円に上方修正する(前期実績は53億円)。
同日発表した17年1〜3月期の連結決算は、売上高が前年同期比16.9%増の610億円、営業利益が約42倍の64億円になった。既存店売上高は15.5%増、既存店客数は11.3%増と、好調を維持している。
関連記事
- マクドナルド、新レギュラーバーガー「グラン」発売
日本マクドナルドはビーフのハンバーガーとしては8年ぶりとなる新レギュラー「グラン」3メニューを4月5日に発売する。 - マクドナルド、3月も好調維持 既存店16.5%増
マクドナルドの3月既存店売上高は前年同月比で16.5%増。 - 日本マクドナルド、通期で黒字 「回復」から「強化」へ
日本マクドナルドの16年12月期は2割増収・黒字転換。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.