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三菱東京UFJ銀行、行名の変更は「決定していない」一連の報道を否定

三菱東京UFJ銀行が、行名の変更などに関する一部報道に対し、「現時点で当社として決定した事実はない」とのコメントを発表した。

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 三菱東京UFJ銀行が来春にも行名を「三菱UFJ銀行」に変更するほか、グループ企業から法人融資業務の移管を受けるとの一部報道に対し、同行は5月15日、「さまざまな検討を行っているが、現時点で当社として決定した事実はない」などのコメントを発表した。

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三菱東京UFJ銀行の公式サイト

 5月14日付の朝日新聞によると、同行は「名前が長すぎる」との声が多いため、持ち株会社の三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)に合わせる形で名前を短縮するという。

 また、5月13日付の日本経済新聞は、MUFGは日本銀行によるマイナス金利政策の影響で収益が悪化している融資業務を立て直すため、中核子会社を再編する方針だと報じた。

 具体的には、三菱UFJ信託銀行が手掛けていた約2600社・計12兆円に上る法人融資業務を、来春にも三菱東京UFJ銀行に移管するという。三菱UFJ信託銀行は、個人向け投資信託を手掛ける三菱UFJ国際投信を完全子会社し、相続業務の支援事業に特化するとしている。

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三菱東京UFJ銀行による発表

 一連の報道に対し、三菱東京UFJ銀行は「当社が発表したものではない」とコメント。「今後、開示すべき事実を決定した場合には、速やかに公表する」としている。

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