2015年7月27日以前の記事
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アミューズとLINE、新「電子チケット」サービス創出へ不正転売防止の特効薬となるか

アミューズとLINEが、新しい電子チケットサービスの創出を目指し基本合意を締結。不正転売問題や公式リセールなどの課題を解決するサービスを構築するという。

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 アミューズとLINEは5月24日、新しい電子チケットサービスの検討に関する基本合意書を締結したと発表した。さまざまなアーティストを擁するアミューズと、月間利用者6600万人を誇るプラットフォームを持つLINEがタッグを組み、ライブエンターテインメント産業で課題となっている不正転売などを解決する新サービスの構築を目指す。


アミューズとLINEが新しい電子チケットサービスの創出を目指す

 バンダイナムコライブクリエイティブ、テイパーズ、エンジンの3社を戦略的パートナーとして迎え、検討を進める。「現在のチケット流通における不正転売問題、公式リセールなどの課題を解決するとともに、ライブコンサートのみならず、舞台やスポーツなどのエンターテインメントライブ産業の発展に寄与する次世代の電子チケットサービスの創出を目指す」という。

 スマートフォンなどを利用した電子チケット(デジタルチケット)サービスは、不正転売の防止や、公式リセールや公式トレードなどを可能にすることを期待し、続々とプレイヤーが参入している領域。ジャニーズ事務所のグループやAKBグループなども導入を始め、利用者や利用機会が増えている。一方で、不具合や通信料に関するトラブルも出てきている。


日本音楽制作者連盟らは不正転売について「音楽の未来を奪う」と反対声明を発表。アミューズ所属アーティストも多数賛同している

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