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USJに新アトラクション「マリカー」登場 20年完成:経済効果は11.7兆円
USJが、任天堂のレーシングゲーム「マリオカート」を再現したライドアトラクションを2020年までに開発すると発表。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は6月8日、任天堂のレーシングゲーム「マリオカート」を再現したライドアトラクションを開発すると発表した。任天堂のゲームの世界観がテーマのエリア「SUPER NINTENDO WORLD」の一部として、2020年までにオープンする予定。
USJは、新エリアの開発に約600億円を投資。さまざまな人気キャラクターを生み出した任天堂のクリエイティブチームも開発に参加し、アトラクション、ショップやレストランを含む巨大複合エリアを創出する予定だ。
関西大学の試算によると、同エリアのオープン後10年間にUSJがもたらす経済効果は、近畿圏で約6.2兆円、全国で約11.7兆円に上り、雇用効果は約108万人に及ぶという。
「マリオカート」や新エリアの具体的な仕様は、現時点では未定。決まり次第、順次公表するとしている。
USJは、14年7月オープンの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」、17年4月オープンの「ミニオン・パーク」などのテーマエリアが人気を獲得し、年間入場者数が3年連続で過去最高を更新するなど好調だ。新エリアの開発により、訪日客を含めたさらなる来場者数の増加を図っていく。
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