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庭や公園整備の味方 ホンダ「自動芝刈りロボット」発売:バッテリー減ると自分で充電
ホンダが、自動芝刈りロボット「Miimo HRM 520」を発売。ワイヤーで規定したエリア内を自動で走行し、芝を伐採する機能や、バッテリーが減ると自動で充電ステーションに戻る機能を備える。
本田技研工業(ホンダ)は6月28日、自動芝刈りロボット「Miimo HRM 520」を発売した。ワイヤーで区切った範囲内を自動で動き回りながら芝を刈る機能のほか、充電残量が少なくなると自動で充電ステーションに戻って再充電を行う機能も搭載。障害物への衝突時に自動停止するなどの安全機能も持ち、「芝刈り機能の自動化を実現した」としている。
自動運転タイマーを備えており、ユーザーは芝を刈る曜日・時間・エリアを自由に設定可能。夜間は低速走行に切り替えられるなど、周囲の環境にも配慮した仕様になっているという。
刈り取り後の芝の高さは、2センチ〜6センチまで調整可能。芝の先端を細かく刈り取って根元に落とし、目立たなくすることができるため、人力での芝刈り作業の課題とされていた集草・廃棄に要する労力を大幅に軽減できるという。
サイズは、645(全長)×550(全幅)×275(全高)ミリ。希望小売価格は53万7840円(税込)で、2017年中に200台の販売を見込む。
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