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盛り上がる記念日ビジネス 7月11日は「セブンの日」さらなる顧客獲得目指す(2/2 ページ)

セブン‐イレブン・ジャパンが、社名にちなんで今年から7月11日を「セブン‐イレブンの日」として正式登録。公式ツイッターを活用したキャンペーンを積極的に展開している。現在、企業では、社名や商品名に関する語呂合わせをもとに記念日を制定し、SNSを活用してプロモーションに生かす流れが盛んになっている。

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“記念日ビジネス”はSNS利用がトレンドに

 記念日を活用したビジネスは、江崎グリコの「ポッキー&プリッツの日」(11月11日)などが知られている。同社はこの日を1999年に日本記念日協会に登録し、当日の売上高を大幅に増加することに成功している。

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江崎グリコ「ポッキー&プリッツの日」

 その後も、社名や商品名に関する語呂合わせをもとに記念日を制定する流れは続き、17年はクリエイター向けソフトで知られるアドビシステムズが4月10日を「フォントの日」として正式登録。オープンソースのフォント「源ノ明朝」を提供開始し、Twitter上で大きな話題となった。

 また、ロート製薬も6月10日を「ロートの日」として登録し、公式Twitterのフォロワー向けにスキンケア商品をプレゼントするキャンペーンを展開した。近年はこのように、記念日を制定した上でSNSを活用したプロモーションを行う流れが主流となっている。

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ロート製薬の「ロートの日」

 日本記念日協会の公式サイトによると、記念日の登録料は1件当たり10万円(税別)。低額の投資で高い利益が期待できる“記念日ビジネス”は、今後も盛んに行われそうだ。

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