ニュース
「東京ミッドタウン日比谷」18年春に誕生:個性を生かした街へ(1/2 ページ)
三井不動産が、東京・日比谷に建設中の大規模複合ビルの名称を「東京ミッドタウン日比谷」に決定した。地下4階・地上35階建てで、商業施設、映画館、オフィスなどが入居予定。
三井不動産は9月4日、東京・日比谷に建設中の複合ビルの名称を「東京ミッドタウン日比谷」に決定したと発表した。2018年2月1日に竣工し、同年3月29日に開業する予定。
東京ミッドタウン日比谷は、日生劇場、東京宝塚劇場、日比谷シャンテなど芸術・エンターテインメント施設に囲まれた敷地面積約1万700平方メートルのエリアに誕生予定。
サイズは高さ約192メートル、地下4階・地上35階、延べ床面積約18万9000平方メートルと大規模になるという。
現時点では、地下1階と1〜3階、6〜7階は商業フロアとなる予定で、カフェやアパレルブランドなど60店舗が出店する。4〜5階は11スクリーン・約2300席の映画館「TOHOシネマズ日比谷」、8階は会議室、9〜10階はビジネス向けフリースペースやロビー、11〜35階はオフィスとなる。
三井不動産が手掛ける「ミッドタウン」ブランドのビルは、07年に開業した東京・赤坂の「東京ミッドタウン」に続き2カ所目。
同ブランドは“JAPAN VALUE(日本の価値)を世界に発信し続ける街”とのコンセプトが設けられており、同社は東京ミッドタウン日比谷の運営を通して「世界中のさまざまな文化・感性・才能が日比谷に集結・交流することを促し、未来志向の新たな体験や価値を創出する街づくりを行いたい」としている。
関連記事
- 浜松町の東芝ビル建て替え 高層ツインタワー建設へ
JR東日本や野村不動産など3社が、東京・浜松町エリアの整備計画の詳細を発表。東芝ビルを建て替えを含めた再開発を実施し、高さ約235メートルのツインタワーを建設する予定。 - 地上390メートル・日本一の超高層ビル着工 東京駅前に
三菱地所が、東京駅日本橋口前の再開発を開始。27年までに、地上約390メートルの高層ビルなど計4棟を建設する。 - JR原宿駅前に地上10階の複合ビル 20年開業
NTT都市開発が、JR原宿駅前の敷地一帯を建て替えると発表。20年の開業を目指し複合施設を建設する。 - JR東、原宿駅の建て替え計画を公表 線路・ホーム上に2層の新駅舎
JR東が原宿駅や千駄ヶ谷駅などの改良計画を発表した。 - 銀座「ソニービル」、17年3月で休業 建て替えへ 五輪までは広場に
東京・銀座の「ソニービル」の営業を来年3月で一時終了。22年秋の営業を目指し新ビルを建設する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.