お台場に実物大「ユニコーンガンダム」降臨 変形も再現:来春に新プロジェクト(1/2 ページ)
9月24日から、実物大の「ユニコーンガンダム」立像の展示が始まる。「ユニコーンモード」から「デストロイモード」への変形が再現されている点が特徴。
東京・お台場の「ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場」で9月24日から、実物大の「ユニコーンガンダム」立像の一般向け展示が始まる。バンダイナムコホールディングス、バンダイ、サンライズ、創通の共同プロジェクトの一環で、2012年春〜17年春に同じ場所で展示していたガンダム立像の後継として再現する。
ユニコーンガンダムは、作家・福井晴敏氏による小説を10年からサンライズがアニメ化した「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」に登場するモビルスーツで、パイロットは主人公のバナージ・リンクス。
展示では、通常形態の「ユニコーンモード」から戦闘形態の「デストロイモード」への変形が再現されている。特定の時間帯になると、約50カ所がピンクに発光するほか、角の開閉、顔のモード変更、肩・腰・膝パーツが展開するなどの演出が行われる。
また、夜間には、作曲家・澤野弘之氏が書き下ろした立像のテーマソング「Cage」のミュージックビデオや、原作アニメの名場面などをダイバーシティ東京 プラザの壁面に投影する演出「WALL G」も披露される。
立像の高さは19.7メートル、重量は約49トン。肩パーツなどには、メカニックデザイナーのカトキハジメ氏がデザインした新しいデカールが追加されている。
23日夜に開催された報道陣向けセレモニーで、サンライズの宮河恭夫社長は「18年3月頃に、ユニコーンガンダムに関する新プロジェクトを立ち上げる予定」と話した。詳細は明らかにされなかったが、今後の展開が注目される。
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